ライバルの不在

自宅の庭にミョウガが自生しています。
夏のこの時期は収穫シーズン。
鬱蒼と繁る葉っぱをかき分けて、地面からひょっこり出た若い芽を探します。

ただ探すだけなら良いのですが、葉っぱを左右にそっと除けると、飛び出てくるのが大量の蚊。
暑さから身を隠すべく、それはそれはもの凄い数が潜んでいるのです。

血を吸おうといっせいに襲い掛かってきて、
応戦するも一瞬の隙をつかれてチュウッとやられてしまいます。
彼らも生存が掛かった戦いなのです。

そして戦いの成果として持ち帰るミョウガのなんと香りの良いこと。
さすが採りたてです。

そんな戦いの様子が今年はちょっと違います。

長かった梅雨と暑さのせいかミョウガに元気が無く、葉っぱが少ない。
若い芽もほとんど見られません。
日陰にならないと判断したのか蚊の姿も無い。
刺される心配は無いけれど、ライバルが居ない寂しさを感じる……。

ひとり孤独に探し続け、ようやく見つけた一個を大事にいただきたいと思います。
みょうが